肌と健康③合成シャンプーの諸問題

リンスインシャンプー

リンスインシャンプー 肌と健康③合成シャンプーの諸問題

シャンプー成分が髪の汚れを取った後、リンス成分が髪をコーティングする流れを1本でおこなえる画期的な商品

シャンプー成分とリンス成分の両方が配合されたシャンプーのことで、髪の洗浄とケアが同時に出来るのが謳い文句になっています。

1980年代朝シャンが流行した頃、リンスインシャンプーは忙しい朝でも手早くシャンプーとリンスが出来、水道代・光熱費などコストも半分になるということで当時を代表するヒット商品となりました。

本来、陰イオン界面活性剤と陽イオン界面活性剤が混在すると、溶液中で両者の電荷を中和して、効果を打ち消しあってしまいます。

そこで、分子量を調節して、理論上は、シャンプーの洗浄効果の後にリンスのケア効果が発揮される時間差で働く仕組みになっているとのことです。

しかし、通常、シャンプー成分を十分にすすいでからリンスをするものですが、リンスインシャンプーの場合は、シャンプー成分が残ったままリンスをすることになります。

リンス効果を出すためにはただでさえ毒性の強いリンス成分(カチオン)がさらに強く作用するようになっているはずです。

また、本来頭皮にはつけてはいけないはずのリンス成分が頭皮に付着するはずですから、様々な頭皮トラブルを招くことになりそうです。

この相反する2つの目的を同時に行えると錯覚されますが、決して残してはならない成分と、成分を残さなければいけない行為を一度に行うことはできません。

美容成分と一緒に洗浄成分まで髪に吸収され、深刻なトラブルを招く恐れがあります。